相続税の申告に必要となる主な添付書類①、名古屋の相続サポート税理士法人アイビス解説
こんにちは。本日からは相続税の申告において必要となる主な添付書類について紹介していきます。
さて、相続税の申告において最も大変なことは、書類の収集といっても過言ではありません。申告に必要な書類は非常に多くの種類があり、収集に時間がかかります。また、相続の内容によって必要な書類が違うため、全ての人が同じ書類を用意すればいいわけではないのです。こういった点が複雑さを増しているのです。
それでは紹介していきます。
1 相続税の申告書に記載されたマイナンバー(個人番号)について、税務署で本人確認(番号確認及び身元確認)を行うため、次の本人確認書類の写しを添付する必要があります。
なお、各相続人等のうち税務署の窓口で相続税の申告書を提出する方は、ご自身の本人確認書類の写しの添付に代えて、本人確認書類を提示しても構いません。
【本人確認書類】
①番号確認書類(マイナンバー(12桁)を確認できる書類)として次に掲げるいずれかの書類
- マイナンバーカード(個人番号カード)【裏面】(注)の写し ・通知カードの写し
- 住民票の写し(マイナンバーの記載があるものに限ります。)など
②身元確認書類(記載されたマイナンバーの持ち主であることを確認できる書類)として次に掲げるいずれかの書類
- マイナンバーカード(個人番号カード)【表面】(注)の写し ・運転免許証の写し ・身体障害者手帳の写し
- パスポートの写し ・在留カードの写し ・公的医療保険の被保険者証の写し など
※マイナンバーカードの表面で身元確認、裏面で番号確認を行いますので、本人確認書類として写しを添付いただく場合は、表面と裏面の両面の写しが必要となります。
2 相続税の申告書に添付して提出していただく主な書類は次のとおりです。詳しくは税務署にお尋ねください。
なお、重複する書類がある場合には、重ねて提出していただく必要はありません。
(1)一般の場合(特例等の適用を受けない場合)
①いずれかの書類
…イ 被相続人のすべての相続人を明らかにする戸籍の謄本(相続開始の日から10日を経過した日以後に作成されたもの)
…ロ 図形式の法定相続情報一覧図の写し(子の続柄が実子又は養子のいずれであるかが分かるように記載されたものに限ります。)
※なお、被相続人に養子がいる場合には、その養子の戸籍の謄本又は抄本の提出も必要です。
…ハ イ又はロをコピー機で複写したもの
②遺言書の写し又は遺産分割協議書の写し(※)
③相続人全員の印鑑証明書(遺産分割協議書に押印したもの)(※)
(※)②及び③の書類については、提出をお願いしている書類です。
本日は一般的な場合に絞って紹介させていただきました。
次回から様々なケースを見ていきます。
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